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末期がんの症状,原因,余命と治療,対策法について

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末期がんとは?

よく使われる言葉ですが、癌がどの状態の時に使うのか、治療の段階で決めているのか、ハッキリとした決まりがありません。一般的には病気の進行や広がり、転移等を見て付けられるステージ(病期)がⅣ期の段階で使われる事が多いです。病院の治療で思うような効果が無い時、治療の選択肢がない、使う薬剤が無い時も使われています。

治療が無い場合、症状の緩和(痛みがある場合は痛みを取り除く)がメインの緩和ケア(ホスピス)へという流れが多かったですが、今は病院治療を行いながら緩和ケアを取り入れるという形がとれるようになりました。同じ病院で緩和ケア専用の病棟があったり、転院、訪問医・訪問看護、精神的な部分をサポートしてくれたりなど、今後どう治療と向き合うのか、どう過ごして行くかという点を専門スタッフと考えていきます。

末期がんと聞くと「死」というイメージを持つ方が多いですが、ステージⅣ期で癌が発覚した方でもご健在の方もいます。

末期がんの症状は?

ステージⅣ期の段階になると、癌がお身体のどこにあるのかによっても症状は異なってきます。同じ「痛み」の症状でも日によって、痛みが出たり出なかったりを繰り返す方、痛み止めを飲んでいれば全く感じない方、痛み止めを複数服用しても痛みが引かない方、患者さまによって変わってきます。その他、高熱・微熱が続く、貧血症状(ダルサ、ふらつき、疲れやすさ等)、胃腸症状(食欲不振・吐き気・便秘・下痢等)、呼吸困難、むくみ(腹水・胸水・顔・手足等)等の症状が出る方が多いです。癌の症状に加え、病院治療からの副作用症状としても出る方が多いので、実際はどちらから出ている症状なのか分かりにくいです。

末期がんの原因は?

せっかく早い段階で癌が見つかっても、治療の効果がなく、ステージⅣへと病期が進んでしまう方、寛解後、月日を経て再発する方、また発覚した段階で病期がステージⅣの方など原因は様々です。早い段階でお身体の異変に気付き、きちんと検査をしてもらう事が1番ですが、ある程度、癌が進行しないと全く症状が出ない癌もある為、症状が出てからの病院検査となると、手の施しようがない場合もあります。

肝臓癌や膵臓癌は症状が出にくい為、発覚が遅れる事も多いです。病名を決定する為、病院ではあらゆる検査をします。大きな病院ですと、CTやMRIなどの画像の検査が予約制なので全ての検査が終わり、結果が出るまで1ヶ月程かかる病院もあります。その間も、癌は進行し続け、病名が分かった段階で治療できないと言われる事もあります。

また持病があり、定期的に病院にかかっている方も多いと思いますが、持病の所を専門的にしか診て貰っていないので、体の異変に気付くのが遅れ、症状があまりにも続くので別の病院へかかった所、癌が発覚したという方もいます。健康診断など定期的に自分の体を診てもらう事、総合的に見てもらう事が大事です。

末期がんの検査方法

まずは採血をし腫瘍マーカーに上昇が無いか、各臓器の異常がないか、数値を確認します。画像検査(CT・MRI・PET・エコー・レントゲン等)でがんの大きさや転移の有無を調べます。異変が見つかった時は組織の一部を取って病理検査等も行う事もあり、総合的な判断で病状の進行の程度を調べます。癌が発覚した場合は治療が出来る体か、効果が得られそうか等も診ていきます。

末期がんからの余命

先に上げたように「死」というイメージが大きい方も多いと思いますが、「末期がん」という言葉に決まりが無い為、必ず「死」ではありません。病気の進行、広がり、転移、病気がない他の臓器の状態、年齢、持病などの情報と病院の先生の経験を元に、予想してお伝えがあるのが「余命」です。末期がんだから、ステージⅣだから余命がこの位と決まってはいません。余命宣告があっても延びる事もあれば、予測のつかない悪化が見られた場合は、早まる事も考えられます。

末期がんの治療法

病院の三大治療(手術・抗がん剤・放射線)

手術

ステージⅣの病期に入ると抗がん剤を投与し、取り除ける大きさに小さくしてから手術という計画が立てられたり、多臓器に腫瘍が見られている場合は、手術が難しくなることがほどんどです。

抗がん剤

抗がん剤の組み合わせ、抗がん剤の強さ、身体の負担、副作用、効果があった方の確率などのデータを元に、いくつかの選択肢を準備されます。初期の段階から治療をされていれば、抗がん剤がどのようなものか、投与をすると自分の体にどんな影響が出るのか等、予測出来る方が多く、発覚したばかりだと、ほとんどの方が抗がん剤の知識がないまま、選択せざるを得ない状況です。どの治療にするかは患者さま・ご家族の意志が問われます。投与して身体の状態や副作用の影響などを診ながら治療を行っていきます。

放射線

骨転移からの痛み、脳にがんがある場合に選択される事が多いですが、照射できる限度量が決まっています。体の負担は、抗がん剤より低くなりますが、例えば再発した方が前回放射線治療で上手く行っていたから、今回も同じ治療が出来るかと言ったら、そうではありません。前回限度量まで照射していた場合は出来ません。

緩和治療

標準治療が行えない場合、標準治療を選択されなかった場合は緩和治療、というお考えをお持ちの方は多いと思いますが、標準治療を取り入れながら、並行して取り入れている患者様もいらっしゃいます。癌や治療の影響からくる痛みや食欲不振等の症状の緩和、また眠れない、癌が怖くて仕方がないなど精神面でのサポートなど、治療が目的ではなく、症状の緩和が目的になります。生活の質(QOL)を上げ、患者様自身が自分らしく生活できるよう、あらゆる専門スタッフが対応してくれます。

また、家に帰る事を望まれている患者さまには、訪問医・訪問看護などのサポートがあります。

標準治療(三大治療)以外の療法、民間療法など

温熱療法(ハイパーサーミア)

がん細胞は正常細胞に比べて熱に弱いという性質があり、42.5℃以上の熱で死滅すると言 われております。温熱療法とは電磁波によりがん細胞だけを選択的に加熱して破壊するの で、身体に負担の少ない治療法です。また標準治療と併用されることで相乗効果も期待で きます。例えば抗がん剤治療中の方ですと、がん細胞への抗がん剤の取り込みが多くなり 薬剤効果を高めますので、薬剤の投与量を少なく出来たり、副作用の軽減も期待できるそ うです。脳と眼球を除くすべての部位に適用でき、がんの進行状態(初期、末期)を問わず治療を受けることが出来ます。

弊社では、末期がんのターミナルケアをされて成果を出している、琉球温熱療法の東京都江戸川区新小岩の「つるかめクリニック」高橋正樹医師をお勧めしています。

高濃度ビタミンC点滴療法

ビタミンCとは水溶性のビタミンです。ビタミンCには抗酸化作用があり高濃度で投与 することで抗がん作用を発揮すると言われております。具体的には免疫能を増強させ白血球やマクロファージなどの働きを良くしたり、抗がん作用を有するインターフェロンの生成を促進すると言われております。心不全や腎臓病、G6PD欠損症などの持病がある方はこの治療を受けられない場合もあるようです。

弊社では、末期がんのターミナルケアをされて成果を出している、琉球温熱療法の東京都江戸川区新小岩の「つるかめクリニック」高橋正樹医師をお勧めしています。このクリニックでは高濃度ビタミンC点滴療法もされています。

免疫療法

免疫療法とは免疫本来の力を回復させたり、増強することでがん細胞を排除する治療法です。現状では免疫療法は種類も多く、有効性が認められていないものも含めて免疫療法と呼ばれております。有効性がある程度認められているものとして近年オブジーボが出てきましたが、いずれも高額で適応範囲が限られます。 他にもリンパ免疫療法は自由診療となり患者様が全額治療費を支払わなくてはいけませんので、慎重な確認が必要となります。

NK療法、ANK療法、その他各種リンパ免疫療法がありますが、いずれも200万~500万くらいかかる場合がありますが、有効性は20~40%くらいと各クリニックのHPで掲載している場合もありますので、ご確認したほうがいいと思われます。

サプリメントや健康食品

医学的根拠(エビデンス)がないサプリメント(健康食品)はあくまでも補助的な役割で摂られたほうが良いです。特に末期のがん患者様ですと栄養不足になりがちですのでお食事がしっかりと摂ることが出来なければ効率よく栄養素を摂取出来るサプリメント(健康食品)は大変お勧めだと思います。しかし成分によっては治療の妨げとなるものもあるかもしれません。サプリメント(健康食品)だからと安易な気持ちで摂られますと思わぬ副作用が出る場合もございます。気になるサプリメントをお摂りになりたい場合は主治医に相談してみて下さい。また、「●●さんがこれを飲んで良かった」という商品は必ずあなたにも合うとは限りません。一言で末期がんと言いましても一人一人ご状態は異なります。あなたのご状態にあったサプリメント(健康食品)をお選びいただきたいです。

またサプリメントには〇〇大学と共同研究とか、〇〇博士開発などありますが、その臨床のデーターなど有効性を確認されたほうがいいです。 特に健康食品やサプリメントは玉石混合なので、やはり医師や薬剤師などが実際に治療に使ったり、おススメしているものの方がいいと思います。 

腸内環境を整える

腸は人の生命維持にかかわる最も大切な場所と言われております。腸は飲食物に含まれる 栄養分を吸収する一方で細菌やウイルスはその感染を防ぐため吸収せずに便として体外に 排出しなければなりません。人の体の全免疫システムの70%が腸に集中していると言われております。

つまり腸は人の体で最大の免疫器官でありますので、腸内環境を整えることで 免疫力が向上します。末期がんの患者様ですと抗がん剤治療などの副作用、栄養状態と体力 の低下から免疫力が低下されている方が多いので腸内環境を整える対策はお勧めでございます。具体的には便秘にならないように管理されたり、オーガニック系の食べ物を選んだり、腸内細菌のバランスを整えてくれる製品を摂られたりなどがお勧めでございます。 

癌の漢方対策

・東洋医学的にみた原因

癌になる原因としては様々言われていますが、元々、癌細胞は人間の体の中で毎日約6000個が作られており、その作られた癌が進行する原因として食生活や生活習慣と言われています。主に「細菌」「ウイルス」「化学薬品の含まれた食品」「喫煙」「低体温」「腸内環境悪化やストレスによる免疫力の低下」など様々な原因によりお身体にご負担がかかることが癌になる原因と言われています。癌細胞は免疫力によって排除されますが、末期癌までに進行する原因としては癌を患うことで、食欲低下や体力低下、痛みなど様々な不快な症状が出てくることで免疫力が低下してしまい、結果、癌細胞が増殖、進行することになります。

・対策方法

東洋医学の末期癌の対策としては、いかに不快な症状を軽減させることが重要になります。食欲不振や倦怠感、浮腫みなど、ご状態によって様々になりますが、特に末期癌の方が言われる辛い症状として「痛み(炎症)」になります。この痛みが原因で高熱や食欲がなくなることで倦怠感や体力の低下のなどの様々な不快な症状が起こります。その為、病院との治療と併用できる抗炎症作用の働きのある漢方対策を行い痛みの緩和を量っていきます。

痛みがなぜ起こるかと言いますと、癌細胞が増えていくときに周りの細胞を弱らせていきます。そのため炎症が起きるのです。 その炎症を止めるような生薬「田七人参」なども有効な場合がありますし、癌細胞が神経細胞を圧迫して神経細胞を傷つけていく場合もあります。その際には神経細胞を補修するような生薬「鹿茸」やビタミンB12の大量療法などがいい場合もあります。

また、癌細胞と戦うために「免疫力」が重要になります。癌細胞は免疫力によって排除されています。その為、免疫力を向上させることで、癌に対して攻撃を行い進行や抑制に繋がります。特に免疫と関係している臓器としては腸があります。腸は人間の体の7割を占める免疫器官となります。その為、腸の環境や働きを活性することで免疫力の向上に繋がります。

その他の対策として「血流改善・各臓器、細胞の活性」になります。末期がん患者様の多くは血液循環が低下している状態です。血液の働きをしては各臓器、細胞に栄養や酸素を運んでくれるものになります。血液循環が低下することで各臓器、細胞の機能が低下してしまい、お身体の栄養状態や倦怠感の原因となります。その為、血液循環を改善する対策も必要となります。また、血液内には免疫の機能を持った白血球があり、血液の循環を整えることで癌細胞が出来るたびに癌細胞に攻撃を死滅させてくれます。

上記が原因となり末期癌による痛みや食欲低下、栄養状態の低下などの不快な症状が起こります。その為、痛みの緩和や血液循環の改善、免疫力向上や食欲、体力、気力の向上、回復力増進などの対策を行い、お身体のご状態を安定させるために「十全大補湯」「補中益気湯」「高麗紅参」「その他の人参剤」などの漢方薬が有名となります。

他にも免疫力を向上するために、「キノコ」などがよく使われています。 

漢方薬の効果は?

 漢方薬は効果が出てくるのに時間が掛かると思われている方がいらっしゃいますが、弊社では、患者様のお身体の体質やご状態を詳しくお伺いすることで対応をきちんとしていけば、効果や即効性が期待できるものになります。

体感としては「痛みの緩和」「浮腫の軽減」「食事量の増加」「吐気の緩和」「倦怠感の緩和」などの様々な不快症状の軽減に繋がります。基本は病院治療が中心となりますが、漢方薬は病院治療と併用が可能になっており、病院治療と併用をすることで結果、相乗効果が期待できるものなります。

まとめ

癌が発覚した時、末期がんと言われた時、誰しもショックを受け愕然とします。この気持ちの中、病気と立ち向かう強い気持ちがあれば現状を受け入れ、積極的に治療に取り組んで行かれると思います。中にはショックの余り、お気持ちの面から体調を崩す方もいらっしゃいます。

私たちがご紹介する漢方薬は病院治療をメインでされる方、病院治療をされない方、治療が無い方、癌のステージがどの段階でも、漢方対策は可能と考えております。辛い症状を1つでも2つでも軽くすることが、意欲や気力の向上に繋がり、お身体全体が良い方に動き出すと考えております。

漢方薬にご興味をお持ちの方、取り入れたいけど漢方薬は飲んだことが無いので全く分からない、等色々おありかと思います。

まずは弊社にご相談してみて下さい。

ご相談は下記のリンクからお願い致します。

末期ガンを克服したい人に教えたい5つの例 - 相談堂

少しでも患者さまのお役に立てることがあればと思います。

漢方薬剤師 中尾典義

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薬剤師 中尾典義

代表取締役社長榎屋相談薬舗㈱
薬剤師免許取得。吉富製薬㈱東京研究所 研究員に従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業である薬局を継ぎ榎屋相談薬舗㈱を設立。現在では元NPO日本抗老化医学会 実践指導士 ・(社)日本漢方連盟 漢方委員・ミス・ユニバース ジャパン 鹿児島 認定漢方講師など複数の肩書を持ち、多方面で活躍する。

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