皆様、歯のケアはきちんとされていますか?
日本人が歯を失う最大の原因は、実に成人の8割が患っている『歯周病』によるものだといわれています。
将来にむけて健康な歯を少しでも多く残すため、弊社薬剤師 中尾が実践している漢方を使った自宅口腔ケアの方法をご紹介させていただきます。
そもそも歯周病とは
歯と歯茎の間の1~2㎜の空間(歯周ポケット)に食べ物のカスや分泌物などが混じった歯垢や、それが硬くかたまった歯石が溜まってしまうことによって起こります。
その歯石の周囲に口腔のバイ菌が繁殖して、炎症を起こして歯茎が弱り、だんだんそのポケットが広がって、最期はグラグラになって抜けていく病気です。
このような状態が続いていくと、老後には総入れ歯やインプラントになっていくしかありません。
総入れ歯は毎日の手入れが大変ですし、インプラントは非常に高価なのでできれば避けていきたいものです。
歯周病対策
1.歯科で「歯石」を綺麗に除去する
2.歯磨き粉を品質の良いものにする
3.歯ブラシを毛先が細く、柔らかいものに変える
4.歯を磨いた後、歯周病菌を繁殖しにくくするため医薬品のうがい薬でうがいをする
またダメ押しで重曹を少し溶かした水で口を漱ぎ、口腔内をアルカリ性にすると歯周病菌が弱っていきます。軽いものならこれで十分対応可能です。歯ブラシで取れる汚れは全体の6割だと言われています。
時間のある人はぜひ糸フロスを併用してください。
しかし、もうすでに症状が進んでいる場合にはケアだけでは不十分な場合があります。
歯周病の漢方対策
抗炎症作用がある「田七人参」や、抗炎症薬の漢方薬等がお勧めです。痛みがあったり、歯みがきの際に血が出る等、症状の進行している人は上記の口腔ケアと漢方を併せてみてください。また診療例として下がった歯ぐきを上げる治療薬をその自由診療の歯科でもされて、元に戻っていってます。そのような治療をしてくれる歯科医さんも探されて行かれるといいと思います。
健康の基本は食事となります。口腔内の健康は身体全体の健康管理につながりますので、継続してケアをしていくことが大切です。
ご相談はこちら http://sodando.jp/
薬剤師 中尾典義
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